朗読CDシリーズ「心の本棚〜美しい日本語」無常の歌人西行竹脇無我

This album has an average beat per minute of 109 BPM (slowest/fastest tempos: 70/186 BPM).

BPM Profile 朗読CDシリーズ「心の本棚〜美しい日本語」無常の歌人西行

Album starts at 127BPM, ends at 139BPM (+12), with tempos within the 70-186BPM range.
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Tracklist 朗読CDシリーズ「心の本棚〜美しい日本語」無常の歌人西行

朗読CDシリーズ「心の本棚〜美しい日本語」無常の歌人 西行 竹脇無我

朗読CDシリーズ「心の本棚〜美しい日本語」無常の歌人 西行

BPM Profile 朗読CDシリーズ「心の本棚〜美しい日本語」無常の歌人 西行

Tracklist 朗読CDシリーズ「心の本棚〜美しい日本語」無常の歌人 西行

時鳥なかで明けぬと告げがほにまたれぬ鳥のねぞ聞ゆなる(つづきあり)

神路山月さやかなる誓ひにて天の下をば照らすなりけり(つづきあり)

消えぬべき露の命も君がとふことの葉にこそおきゐられけれ(つづきあり)

雨が降るたび,虫の声は流されてゆき,(つづきあり)

津の国の難波の春は夢なれや蘆の枯葉に風わたるなり(つづきあり)

わがやどに庭より外の道もがな訪ひこむ人の跡つけで見む(つづきあり)

よしの山桜にまがふ白雲の散りなん後は晴れずもあらなむ(つづきあり)

吉野山やがて出でじと思ふ身を花ちりなばと人や待つらむ(つづきあり)

なかなかに夢に嬉しきあふことはうつつに物をおもふなりけり(つづきあり)

津軽に先回りして,桜前線を出迎える。(つづきあり)

弓はりの月にはづれてみし影のやさしかりしはいつか忘れむ(つづきあり)

雲もかかれ花とを春は見て過ぎむいづれの山もあだに思はで(つづきあり)

吉野山こぞのしをりの道かへてまだ見ぬかたの花を尋ねむ(つづきあり)

勅とかやくだす御門のいませかしさらば恐れて花やちらぬと(つづきあり)

いかでかは散らであれとも思ふべき暫しと慕ふなさけ知れ花(つづきあり)

何をするにもおっくうで,きっかけを探しに街へ出る。(つづきあり)

郭公卯月のいみにゐこもるを思ひ知りても来鳴くなるかな(つづきあり)

水たたふ入江の真菰かりかねぬむな手にすつる五月雨の頃(つづきあり)

五月雨はいさら小川の橋もなしいづくともなくみをに流れて(つづきあり)

水なしと聞きてふりにしかつまたの池あらたむる五月雨の頃(つづきあり)

降り積みし高嶺の深雪解けにけり清滝川の水の白波(つづきあり)

道の辺の清水流るる柳陰しばしとてこそ立ちとまりつれ(つづきあり)

雨が上がって,あれほど白かった梔子の花が,茶色くなった。(つづきあり)

蝉時雨の並木道。(つづきあり)

おほかたの露には何のなるならむ袂におくは涙なりけり(つづきあり)

身を知れば人の咎とは思はぬに恨み顔にも濡るる袖かな(つづきあり)

季節ばかりを旅して,冬に漂着した。(つづきあり)

氷しく沼の芦原かぜ冴へて月も光ぞさびしかりける(つづきあり)

おのづから来る人あらばもろともにながめまほしき山桜かな(つづきあり)

きこえつる都へだつる山さへにはては霞にきえにけるかな(つづきあり)

下りの列車は,季節の流れを遡る。(つづきあり)

石部,虎の尾,薄墨,杉の糸,大鹿,会津には五つの名のある桜がある。(つづきあり)

桜前線がやってきた。(つづきあり)

「襲十五の御衣を賜はりて,肩にかけてまかりければ,見る者上下目を驚かし,うらやまずといふことなし」(つづきあり)

暦が五月にめくられてからは,旧暦の日付を見ることにした。(つづきあり)

桜が散る。みちのくの果ての桜が散る。(つづきあり)

桜が散る。はらりはらりと春が散る。(つづきあり)

木のもとは見る人しげし桜花よそにながめて我は惜しまむ(つづきあり)

花冷え。(つづきあり)

桜前線を追いかけて,みちのくへ漂泊の旅に出たい。(つづきあり)

君も訪へわれも偲ばむ先立たば月を形見に思ひ出でつつ(つづきあり)

遥かなる岩の狭間に一人ゐて人目思はで物思はばや(つづきあり)

つれもなき人にみせばや桜花風にしたがふ心よわさを(つづきあり)

今の我も昔の人も花みてん心の色はかはらじものを(つづきあり)

「願はくは花の下にて春死なむ」(つづきあり)

あはれわがおほくの春の花を見てそめおく心誰にゆづらむ(つづきあり)

山桜かしらの花に折そへてかぎりの春のいへづとにせむ(つづきあり)

ながめつるあしたの雨の庭の面に花の雪しく春の夕暮(つづきあり)

春風の花のふぶきにうづもれて行きもやられぬ志賀の山道(つづきあり)

春ふかみ枝もうごかでちる花は風のとがにはあらぬなるべし(つづきあり)

木槿が咲きほこる小高い丘。(つづきあり)

冬至冬なか冬はじめ。(つづきあり)

よしの山高嶺の桜さきそめばかからんものか花の薄雲(つづきあり)

ちるを見て帰る心や桜花むかしにかはるしるしなるらむ(つづきあり)

人はみな吉野の山へ入りぬめり都の花にわれはとまらむ(つづきあり)

昨日は旅に出ようと思い,今日は地に足をつけて生きようと思う。(つづきあり)

張りつめていた季節の弦を,桜前線が爪弾きながら上ってきた。(つづきあり)

桜さくよもの山辺をかぬる間にのどかに花をみぬ心地する(つづきあり)

受けがたき人の姿に浮かび出でて懲りずや誰もまた沈むべき(つづきあり)

帰れども人のなさけにしたはれて心は身にもそはずなりぬる(つづきあり)

疎くなる人を何とて恨むらむ知られず知らぬ折もありしに(つづきあり)

ながむとて花にもいたく馴れぬれば散る別こそ悲しかりけれ(つづきあり)

限りあれば衣ばかりをぬぎかへて心は花をしたふなりけり(つづきあり)

都にて月をあはれと思ひしは数より外のすさびなりけり(つづきあり)

「万葉集」には,梅を詠んだ歌のほうが多くある。(つづきあり)

白河の梢を見てぞなぐさむる吉野の山にかよふ心を(つづきあり)

情ありし昔のみなほ偲ばれてながらへま憂き世にもあるかな(つづきあり)

君にいかで月にあらそふ程ばかりめぐり逢ひつつ影をならべむ(つづきあり)

春といへば誰も吉野の花とおもふ心にふかきゆゑやあるらむ(つづきあり)

ふねよする天の川べの夕ぐれは涼しき風や吹きわたるらむ(つづきあり)

何となくさすがに惜しき命かなありへば人や思ひ知るとて(つづきあり)

南に雪割桜があれば,北には石割桜がある。(つづきあり)

桜の下には,宴に興ずる人の群れ。(つづきあり)

桜前線が沖縄,鹿児島と,上り出した。(つづきあり)

わが宿に花たちばなをうゑてこそ山時鳥待つべかりけれ(つづきあり)

ほととぎす花橘はにほうとも身をうの花の垣根忘るな(つづきあり)

朗読CDシリーズ「心の本棚〜美しい日本語」無常の歌人西行竹脇無我

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